鯛網とはなんぞや?って話ですが、なんなのでしょう?
福山観光情報から以下引用
▼一大海上絵巻 鞆の浦観光鯛網
鞆の浦の初夏の風物詩、観光鯛網。鯛網は、鞆の浦に約370年も伝わる伝統漁法です。外洋で冬を過ごした鯛は初夏、豊後水道・紀伊水道を抜けて、産卵のため波穏やかな瀬戸内海中央部の鞆の浦沖へとやってきます。江戸時代初期までは陸地よりの地引網漁法でしたが、いつしか産卵に来る魚群を待ち構えて捕えることが考案されました。
航海の安全と大漁を願う樽太鼓と大漁節が浜じゅうに響き、弁財天の使い・乙姫が大漁祈願の舞を踊ります。手船という小さな船で弁天島の弁財天に祈願して出漁。古式そのままに網がしぼられます。参加者は潮風に吹かれながら、海の上から漁の様子を見学します。往時の姿をそのまま今に伝える観光鯛網は、見る人の心に深い感動を与えることでしょう。 とのこと。
船団は港を出る前に3回周回します。昔は通信機器もなく一ヶ月程帰ってこない事もあったので、港にいる家族にしばしの別れを告げて出航したとのこと。
平成いろは丸
5艘の船で一段となって漁に出かけます。一番最後の2艘の船が網をおろして引き上げる役目。
網をおろしてから鯛を追い込み、網を引き上げるまで小一時間で終了。弁天島にお札を納めに行くところからスタートし、最終的には網にかかった鯛の即売会もあります。
漁は船の上から見ますが、船上を右に左に移動して、アングル決めてとるのは結構くたびれた。。


鯛網の船が観客船に近づいてきて乗り移れるのですが、当初は、人が殺到して非常に怖かったので終盤戦になってから乗り移ってみました。2階建ての観客船から見ているときは、100匹ぐらい入ってるように見えまいたが、即売会でどんどん鯛は売れて、私が見に行ったときは30〜40匹ぐらいしか残ってませんでした。
捕れたての鯛というのがハートに突き刺さるのか、1枚500円の鯛をまとめて5枚とか買う人もいましたねー。500円だったら10巻い買っても5000円だし、勢いある人ならガンガン買ってしまうか。持って帰るのがすごく大変だと思うけど。
ひと仕事終えてお疲れ様の漁師さん。
機会があれば、また、見に行きたいなー。
▼鞆の浦旅行のフォトアルバム
http://pics.livedoor.com/u/toorude/album/157543