No Satisfaction

競馬関係の仕事してます。写真撮るのは好きですが、ヘタです。

タグ:釧路

2010年2月13日(土)

この日は、帯広へ移動予定。
電車まで時間がまだあったので、朝飯を食べてチェックアウト前に釧路川、幣舞橋(ぬさまいばし)まで軽く散策。

201002北海道

ホテルが駅前だったので、釧路川までは歩いて10分ほどの距離。往復の時間を加味すると、さほど長居はできないけれど、まずは、行ってみるか。


201002北海道

バス停にも鶴のステンドグラス。ちなみに、マンホールの絵柄も鶴でした。


201002北海道


201002北海道

幣舞橋(ぬさまいばし)に到着すると、流氷が海から上がってきてました。昨日ほどの感動はすでになく。というか、北海道では河の表面が凍っているような風景を何度か見ているので。



201002北海道

氷は、潮の満ち干着の関係で、徐々に河口へと流れていきました。川上からドンドンと氷が流れてこないところを見ると、海から上がってきた氷が、再び海に戻るのかなといった様子。





じわりじわりと流氷が流れていく様子。
右が川上で、左が河口です。左に少し見え隠れするのが、幣舞橋(ぬさまいばし)。見た目も薄い流氷でした。

幣舞橋と言えば、札幌-豊平橋、旭川-旭橋と共に北海道の三大名橋と呼ばれています。橋のランカンには春・夏・秋・冬を表現する「四季の像」を配し、エキゾチックな香りを漂わせています。
晩秋の広い太平洋を背景に空全体を紅に染める夕陽、夏の薄らと白い霧中に浮かぶ橋影と街路灯はまさに日本ではここでしか見られない幻想的な風景です。

と、観光協会のHPに書いてあったので定番も撮影。

201002北海道

舟越保武 氏 作
「春の像」


201002北海道

佐藤忠良 氏 作
「夏の像」


201002北海道

本郷新 氏 作
「冬の像」

柳原義達 氏 作の「秋の像」は、逆光でどうしようも無かったので撮影を断念。


201002北海道

橋の欄干から釧路港の方をみるとこんな感じ。
夜景が見たかったなー。失敗。

2010年2月12日(金)

201002北海道

流氷ノロッコ号で知床斜里駅に到着。
ここから釧路方面に行く電車に乗り、釧路までいかない電車なので、終着駅で降りてそこで温泉につかる予定だった。川湯温泉駅というのがあり、足湯に入れるとの事だったので。そこで2時間ほど次の電車を待ち釧路に行く予定だったんだけど、駅員に聞くと、その電車は川湯温泉まで行かず、緑駅までだと。

あー、そーなんかー。
じゃあ、とりあえずそこまで行くかなと思い、緑駅の状況を聞くと何も無いのでここにいたほうが良いと。寒さもしのげないので危険ですよ、お客さんみたいな目線でみられたので、仕方が無く、知床斜里駅にとどまることに。

でも、駅の中で2時間ボーっと過ごすのもなぁ。ゴマフアザラシが横たわる待合室にある観光協会で、周辺の様子を聞くと、斜里港に流氷が来てるとの事。それ以外には、歩いていける範囲では何も無いというので、プラプラと駅舎をでて斜里港へ向かう。


201002北海道

実に良い天気。漁船は、流氷が来るので全部陸揚げされて、港内には流氷が来てました。おお、近くで見たらなんか興奮するぞ!


201002北海道

飛び乗るのは到底不可能な程度でしたが、海がこれだけ凍るというのは、かなりの衝撃。漁港に向かっている道中は、めちゃめちゃ寒いし、誰も歩いてないし、道路も凍って歩きにくいし、ホンマに大丈夫かー、と思いながらトボトボと歩いていただけに、流氷を目の当たりにしたときは、かなり感激。ありがとう、斜里駅内の観光協会の人。


201002北海道


201002北海道


201002北海道

漁港に到着して、船を上げている陸の部分ではあきたらず、鳥が流氷の上でたたずんでいる写真の奥に移っている防波堤からの撮影にトライするために、移動を開始。まったくもってして、観光客が流れ込んでいる様子など無く、ズボズボと膝まで雪に埋まってしまう大惨事。あー、今は外で寒いから服も湿らないけど、これ、ちゃんと雪を払わないと後で大変だな。。

少しばかり後悔したけれど。。行く価値はあった!


201002北海道

先ほど見た堤防から、より沖を見た様子。
水平線まで敷き詰められている流氷、テトラポットにぶら下がるツララ、まさに別世界。


201002北海道

ズーム!


201002北海道

さらにズーム!
望遠でみると、沖のほうは海の青が見えているので厳密には水平線まで流氷が敷き詰められている状態ではないけれど、防波堤の上から見る分には、海が氷で覆われているように見える。






201002北海道

風もつよく、防波堤なので吹きさらしでめちゃめちゃに寒かったんだけど、眼前の風景に目を奪われて、小一時間は、そこにとどまってしまった。いまだ、見たこと無い光景を目の当たりにすると、心奪われるもんだ。


201002北海道


201002北海道

おまけに小さい虹がかかっていました。
写真では凄く見難いですが、目視では綺麗に虹が輝いてるのがわかりました。このあたりは、己の撮影技術の無さを反省。


201002北海道

この後は、釧路駅に鈍行で揺られて二時間半。
到着した頃にはすでに真っ暗でした。くたびれた〜。

 2月11日(木)〜2月15日(月)の日程で、釧路・帯広へ。4泊5日のバケーション、氷点下の世界にいく目的は、

・釧路の町に一度行ってみたかった。
・釧網本線に乗りたい。
・SL 冬の湿原号を乗車。
・流氷のろっこ号に乗車。
・できることならば流氷を見たい。
・ばんえい十勝の真冬の朝調教を見たい。
・冬の北海道の魚介類を堪能したい。

 といったところで、今回は天気も良く、大きなトラブルにも見舞われず目的はすべて達成できた。
 一番良かったのは、やっぱり、流氷かなー。はじめてみたけど、海が凍るってのはすばらしい。大阪にいたときは、瀬戸内海に赤潮大量発生で海面の色が変わるぐらいしか思い出が無かったし。

 ばんえい十勝の調教風景も、もう少し晴れていたら。。と思ったりもしたけど、氷点下の世界で馬から湯気が上がる様は感動したなぁ。

 さて、写真はアップロードしたので、ポロポロと工程に沿って旅の記憶を記録しておこう。

201002釧路

今日は流氷を求めて釧路→知床斜里、そこからは流氷ノロッコ号で網走へ。流氷が接岸しているという情報は得ていたけれど、風向きしだいでどうなるかわからない。写真は、北浜駅から展望台の上からノロッコ号を撮りましたが、海に流氷は全く見えず。

  201002釧路

反対側を見ると、遥か彼方にうっすらと白いのが見えます。
そう、網走方面には流氷はきてなかったんですが、知床斜里には沢山接岸していました。

車窓撮り。
どーん。

  201002釧路

延々と車窓から見える流氷。車内からは歓喜の声。
車窓から見える海が凍ってるとか、ありえん。なんやこれー。

往路・復路ともに流氷をノロッコ号から堪能し、釧路に戻ろうとしてましたが、どー考えても電車が行けてなくて、釧路の手前の緑駅止め、しかも次の電車が2時間半もない。川湯温泉駅まで行くと思っていたのが、緑駅止と聞いて、駅員と相談した結果、知床斜里で待っていた方が良いと。緑駅はほんとに何も無いから。

あー、そうなんかー。
ここで2時間半も潰すのは辛いなぁ。。観光協会で近くでちょっと良いとこないですかーと聞くと、漁港に流氷が入ってきてると。斜里港まで歩いて10分程度でいけるから行ってみたら?

ほー。
寒いし流氷見るのが目的だし行ってみるか。

  201002釧路

これが、大正解。
川湯温泉で、駅にある足湯に入る予定が、その電車がそこまで到達しないので予定変更したら、流氷ドンピシャ!

  201002釧路


201002釧路


201002釧路

3時過ぎから斜里港に歩いてでかけ、あまりに壮大な風景だったので1時間以上見入ってしまった。
かなりの寒さと風で、死にそうになったけど。。

今回の旅は、前半戦は目的達成です。

最後に、少しだけの虹が出てたんだけど、こんなのあるのかな?


201002釧路

ど真ん中に短い虹。

  201002釧路

空全体はこんな感じで、画面を縦横に3分割して真ん中の長方形の右下あたりに短い虹。
見つけてから10分もしないうちになくなったけど、北海道ではよくある現象なのかな??

明日から帯広に移動します。 

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