No Satisfaction

競馬関係の仕事してます。写真撮るのは好きですが、ヘタです。

タグ:知床斜里

2010年2月12日(金)

201002北海道

流氷ノロッコ号で知床斜里駅に到着。
ここから釧路方面に行く電車に乗り、釧路までいかない電車なので、終着駅で降りてそこで温泉につかる予定だった。川湯温泉駅というのがあり、足湯に入れるとの事だったので。そこで2時間ほど次の電車を待ち釧路に行く予定だったんだけど、駅員に聞くと、その電車は川湯温泉まで行かず、緑駅までだと。

あー、そーなんかー。
じゃあ、とりあえずそこまで行くかなと思い、緑駅の状況を聞くと何も無いのでここにいたほうが良いと。寒さもしのげないので危険ですよ、お客さんみたいな目線でみられたので、仕方が無く、知床斜里駅にとどまることに。

でも、駅の中で2時間ボーっと過ごすのもなぁ。ゴマフアザラシが横たわる待合室にある観光協会で、周辺の様子を聞くと、斜里港に流氷が来てるとの事。それ以外には、歩いていける範囲では何も無いというので、プラプラと駅舎をでて斜里港へ向かう。


201002北海道

実に良い天気。漁船は、流氷が来るので全部陸揚げされて、港内には流氷が来てました。おお、近くで見たらなんか興奮するぞ!


201002北海道

飛び乗るのは到底不可能な程度でしたが、海がこれだけ凍るというのは、かなりの衝撃。漁港に向かっている道中は、めちゃめちゃ寒いし、誰も歩いてないし、道路も凍って歩きにくいし、ホンマに大丈夫かー、と思いながらトボトボと歩いていただけに、流氷を目の当たりにしたときは、かなり感激。ありがとう、斜里駅内の観光協会の人。


201002北海道


201002北海道


201002北海道

漁港に到着して、船を上げている陸の部分ではあきたらず、鳥が流氷の上でたたずんでいる写真の奥に移っている防波堤からの撮影にトライするために、移動を開始。まったくもってして、観光客が流れ込んでいる様子など無く、ズボズボと膝まで雪に埋まってしまう大惨事。あー、今は外で寒いから服も湿らないけど、これ、ちゃんと雪を払わないと後で大変だな。。

少しばかり後悔したけれど。。行く価値はあった!


201002北海道

先ほど見た堤防から、より沖を見た様子。
水平線まで敷き詰められている流氷、テトラポットにぶら下がるツララ、まさに別世界。


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ズーム!


201002北海道

さらにズーム!
望遠でみると、沖のほうは海の青が見えているので厳密には水平線まで流氷が敷き詰められている状態ではないけれど、防波堤の上から見る分には、海が氷で覆われているように見える。






201002北海道

風もつよく、防波堤なので吹きさらしでめちゃめちゃに寒かったんだけど、眼前の風景に目を奪われて、小一時間は、そこにとどまってしまった。いまだ、見たこと無い光景を目の当たりにすると、心奪われるもんだ。


201002北海道


201002北海道

おまけに小さい虹がかかっていました。
写真では凄く見難いですが、目視では綺麗に虹が輝いてるのがわかりました。このあたりは、己の撮影技術の無さを反省。


201002北海道

この後は、釧路駅に鈍行で揺られて二時間半。
到着した頃にはすでに真っ暗でした。くたびれた〜。

2010年2月12日(金)

釧網本線の旅は、大きく分けて、釧路⇔知床斜里 知床斜里⇔網走 となっている。知床斜里から網走までの往路は、流氷ノロッコ号を堪能し、帰路は、オホーツク海から一番近い駅の北浜駅で流氷ノロッコ号を撮影することにトライ。展望台もあるしねー。


201002北海道

網走駅でかにめしを購入。駅弁で舌鼓といきたいところだけど、寒すぎて冷たい駅弁は少しつらかった。味はいい感じなんだけど。レンジでチンして食べたかったなぁ。ちなみに、パッケージはこんな感じ。


201002北海道


201002北海道

往路でも、7分間停車した北浜駅。網走駅でバスに乗り換えるのではなく、北浜駅で観光バスに乗り換えるツアー客が多数。往路も、ここで大量に下車して観光バスでどこかに消えていきました。駅は、オホーツク海が間近にあり海岸がすぐそばに。

駅のホームに立てられている展望台から発車する電車をパチリ。空気は澄んで天気は良いけど、海沿いだけに風が強くて恐ろしく寒い。


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駅舎の前には昔なつかしの丸ポスト。
駅舎の中には、なぜか大量の名刺が。幸福駅も同じような状況だったけど、訪れた記念に誰かが張り始めてこんな状態になったらしい。ただ、上の方に貼り付けた人は、脚立でももってないと到底無理だと思うんだけどな。

観光バスの駐車場も隣接している駅なので、駅舎と隣接して喫茶店もありました。
ただ、急に暖かいところに入るとカメラが結露しそうだし、そんなにまったりする時間もなく。

時間に合わせて、展望台に上り、ベストなポジションを確保して電車を待つ。定刻通りなら10分ほどで到着するなと思っていたのだけど。。


201002北海道

まったく何も来ない。
ふきっさらしで恐ろしく寒い。雪が降ってないからいいようなものの、これで降っていたら即死だ。ごーっと響く風切り音を聞きながら、流氷ノロッコ号が来るのをまつ。5分。。10分。。あ、見えてきた。


201002北海道

右の海に流氷がきていたらよかったんだけどなー。
無いものねだりをしても仕方が無いけど。。


201002北海道

天気に恵まれたのは、非常に嬉しかったけど、流氷ノロッコ号が、流氷の無い海沿い、雪も降らない晴天の中を走っているというのも、なんだか、ピリッとしない気がする。


201002北海道

天気が良かっただけに、影が長い。
仕方が無いといえば仕方がないけど。
でも、雪深い海岸沿いを走ってくる姿はかっちょ良かったなー。


201002北海道

知床斜里駅に到着した時には雪景色。
流氷に関しては、帰路よりも往路の方が綺麗に見えました。

201002釧路

今日は流氷を求めて釧路→知床斜里、そこからは流氷ノロッコ号で網走へ。流氷が接岸しているという情報は得ていたけれど、風向きしだいでどうなるかわからない。写真は、北浜駅から展望台の上からノロッコ号を撮りましたが、海に流氷は全く見えず。

  201002釧路

反対側を見ると、遥か彼方にうっすらと白いのが見えます。
そう、網走方面には流氷はきてなかったんですが、知床斜里には沢山接岸していました。

車窓撮り。
どーん。

  201002釧路

延々と車窓から見える流氷。車内からは歓喜の声。
車窓から見える海が凍ってるとか、ありえん。なんやこれー。

往路・復路ともに流氷をノロッコ号から堪能し、釧路に戻ろうとしてましたが、どー考えても電車が行けてなくて、釧路の手前の緑駅止め、しかも次の電車が2時間半もない。川湯温泉駅まで行くと思っていたのが、緑駅止と聞いて、駅員と相談した結果、知床斜里で待っていた方が良いと。緑駅はほんとに何も無いから。

あー、そうなんかー。
ここで2時間半も潰すのは辛いなぁ。。観光協会で近くでちょっと良いとこないですかーと聞くと、漁港に流氷が入ってきてると。斜里港まで歩いて10分程度でいけるから行ってみたら?

ほー。
寒いし流氷見るのが目的だし行ってみるか。

  201002釧路

これが、大正解。
川湯温泉で、駅にある足湯に入る予定が、その電車がそこまで到達しないので予定変更したら、流氷ドンピシャ!

  201002釧路


201002釧路


201002釧路

3時過ぎから斜里港に歩いてでかけ、あまりに壮大な風景だったので1時間以上見入ってしまった。
かなりの寒さと風で、死にそうになったけど。。

今回の旅は、前半戦は目的達成です。

最後に、少しだけの虹が出てたんだけど、こんなのあるのかな?


201002釧路

ど真ん中に短い虹。

  201002釧路

空全体はこんな感じで、画面を縦横に3分割して真ん中の長方形の右下あたりに短い虹。
見つけてから10分もしないうちになくなったけど、北海道ではよくある現象なのかな??

明日から帯広に移動します。 

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